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浮見堂

池のまん中に建つあずまやが水面に映る、奈良公園でも有数の「絵になるスポット」。周辺は花もきれいで、のんびりするにもいいところです。

どんなところ?

奈良公園の一角にある、池に浮かぶあずまや

浮見堂は、奈良公園の南のほう、浅茅ヶ原(あさぢがはら)という丘を越えたところにある、鷺池に浮かぶあずまや。景色は絶好ですが、なぜか人はあまり多くなくて、ちょっとした穴場という感じ。周辺は木が多くて、芝生も広がっていて、シカもたくさんいるのどかなところ。

見かた・楽しみかたは?

水面に映った景色が見事

浮見堂へは、池の南北両側から純和風の橋がかかっていて、自由に入れます。ベンチもあるので、池の上からの景色を楽しむのもいいでしょう。

でもいちばん絵になるのは、鷺池の水面に映る浮見堂の景色。風がなくて波が立っていないときは、きれいに水面に映る「さかさ浮見堂」を見られます。檜皮葺(ひわだぶき)のゆるやかな屋根のあずまやが池に浮かんでいる景色は、いかにも古都というムード。

周辺は、春は桜の名所になります。夏はサルスベリ、秋は紅葉など、四季折々の眺めも楽しめます。芝生が広がっているほか、ところどころにベンチもあって、お弁当スポットにもいいです。シカもいますが、浮見堂あたりにいるシカは比較的おとなしいようです。

歴史は?

大正5年製

大正5年に建てられたもので、平成3年から6年にかけて修復されました。昔は「浮御堂」と書いていたそうですが、その後今のように「浮見堂」に字が変わったとか。

どうやって行く?


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近鉄奈良駅から徒歩20分

近鉄奈良駅からバスで5分・JR奈良駅からバスで10分
「春日大社表参道」下車徒歩4分

浮見堂データ

入場料 なし
観覧時間 1日中

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