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檜原神社
(ひばらじんじゃ)

山の辺の道沿い、見晴らしのいい台地にあるスポット。小ぢんまりしていますが由緒正しい神社で、ハイキングの途中で一休みするのにいいところです。

どんなところ?

山の辺の道沿いにある眺めのいい神社

檜原神社は、三輪山のふもとの少し高くなったところにあります。山の辺の道を歩いて来ると、突然パッと視界が開けて、眺めが楽しめるところ。境内は広くないですが、きれいに整備されていて、ベンチもあってのんびりできます。

見かた・楽しみかたは?

原始的で素朴な境内と二上山の眺め

山の辺の道に面した檜原神社の入口には、2本の柱の間に太くて立派なしめ縄が張ってあります。原始的な感じがして、素朴な力強さが印象的です。

境内には、お守りなどを売っている建物はありますが、本殿も拝殿もありません。大神神社(おおみわじんじゃ)と同じく、三輪山をご神体にしているので本殿はないわけですが、拝殿すらなくて、賽銭箱と柵、その向こうに「三輪鳥居」というスタイルの鳥居つきの扉があるだけ。これも原始的な信仰の姿を感じます。

入口から反対側を見ると、大和盆地の眺めが広がります。盆地の中ほどに古墳が、その向こうには二上山がきれいに見えて、しばらく眺めていたくなるところ。境内の手前寄りにベンチもあるので、景色を眺めながらお弁当を食べたりするのもよさそうです。

歴史は?

伊勢神宮の「前身」

大昔、宮中にまつられていた天皇の祖先・天照大神(あまてらすおおみかみ)は、倭笠縫邑(やまとのかさぬいのむら)というところに移されて、その後伊勢神宮に移ったとか。その倭笠縫邑の跡が檜原神社だといわれています。それで、別名「元伊勢」とも呼ばれています。

イベントは?

勇壮な「繞道祭」・素朴な「社祭」

1月1日 大神神社繞道祭(にょうどうさい)

年が明けて、全国で最初に行われる大神神社のお祭り。元旦の夜中、大神神社での神事の後、太鼓をたたきながら若者がたいまつを担いで檜原神社に駆け込んできて、その明かりの中で神主が祝詞を唱えます。

8月28日 檜原神社社祭

地元の人たちによって守られているつつましやかなお祭り。2つの地区の人たちがお供えを持って集まって、まずは神事。その後、かがり火をたいて、境内にシートをひいて直会(なおらい)の宴が開かれます。

どうやって行く?


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JR三輪駅から徒歩30分

大神神社から山の辺の道を歩いて30分

檜原神社データ

拝観料 無料
拝観時間 1日中

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