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吉野神宮

吉野ゆかりの後醍醐天皇をまつる、落ち着いた感じの立派な神社。桜もありながら人は少なくて、花見の穴場的スポットでもあります。

どんなところ?

吉野エリア北のはずれ、広々してすがすがしい神社

吉野神宮は、吉野の見どころが集まる尾根の北のはじにあります。境内は広々していて、きれいな砂利の向こうに落ち着いた立派な建物が建っていて、すがすがしい感じ。吉野神宮駅から歩いて登れますが、道路には歩道もなく、歩くのにいい道ではありません。シーズン中は観光バスに注意。

見かた・楽しみかたは?

落ち着いたすがすがしい環境でお参りして、穴場の桜を楽しむ

境内は、「神宮」と名がつく他の神社同様、きれいに砂利がひいてあるなかに落ち着いた建物が建っています。緑に囲まれていて人も少なく、すがすがしい雰囲気。落ち着いた時間を過ごせます。

建物は昭和初期に建てられたもので、歴史は浅いですが、シックな色合いで重厚な雰囲気。広い敷地に悠然と立っています。近代神社建築の代表作、と言われているとか。鳥居から神門・外拝殿と進んでいくと、神聖な雰囲気に身が引き締まる気分。上質な空間で、心静かにお参りできます。

吉野神宮の境内は、ちょっとした桜の名所。それほど本数も多くなく、千本桜と比べると迫力には欠けますが、人が少なくて静かに桜を楽しめるのが魅力。桜の時期に大混雑する吉野の中では、貴重な桜の穴場スポットの1つです。

歴史は?

明治22年創建 大正から昭和にかけて今の姿に

1889(明治22)年、明治天皇が創建。それまで吉水神社にまつられていた後醍醐天皇像をまつる神社を本格的に作ろう、ということで建てられたようです。はじめは吉野宮という名前で、大正7年に吉野神宮に変わりました。

大正12年、いったんほとんどの建物を取り壊して、大規模造成をして広く作りなおしました。今ある建物は、ほとんどが昭和の初めにできたもの。

イベントは?

春秋の大祭と「茅の輪くぐり」

4月29日 春の大祭(建武中興記念祭)

9月27日 秋の大祭

吉野神宮の例大祭。まず午前中に、本殿での神事や巫女による「浦安の舞」が奉納されます。午後は、詩吟や民謡の奉納があって、最後は餅まき。その他、大祭にあわせて書やお花の展覧会も開かれます。

7月31日 茅の輪くぐり(夏越大祭)

全国で行われる夏越の祓(なごしのはらえ)の行事。チガヤで作った直径2mくらいある大きな輪が境内に立てられて、宮司の後に続いて参拝客がくぐって、健康を祈ります。

どうやって行く?


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近鉄吉野駅徒歩3分の千本口駅からロープウェイで3分
吉野山駅からバスで4分
「吉野神宮」下車すぐ
(春の期間バスは運休)

近鉄吉野神宮駅から徒歩25分

吉野神宮データ

拝観料 無料
拝観時間 午前9時~午後5時

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